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2024年 現代童画会出品作品です。
はじめに目に浮かんだのは、暗い茶色の中に、美しく光るエメラルドグリーンの色でした。
その色の対比が、混乱と絶望の中にも、かすかな希望の光が残っているように感じられて、そこからこの絵が始まりました。
パレスチナで起こっているジェノサイドと、その悲劇を前に嘆く天使を描きたいと思っていました。
最初は、静かに涙を流している天使の顔を描くつもりでした。
けれど描き進めるうちに、天使の表情はいつのまにか「泣いている顔」ではなく、
深い悲しみと、許されない現実に向けた強い怒りを宿した「泣き怒り」の顔へと変わっていきました。
自分の意図とは少し違う方向に、天使の表情が導かれていくようで、
とても不思議な感覚でした。
きっと天使は、ただ嘆くだけでなく、
「これ以上、同じ悲劇をくり返してはいけない」という思いも抱いているのだと思います。
パレスチナとイスラエル、そこに生きるすべての人々の平和と幸せを、心から祈っています。
この絵が、ほんの少しでも、平和への祈りにつながりますように。
関連作品(現代童画展入選作品)
自己愛の天使
他者愛の天使
雨上がり
イエスの星と東方の三博士
星降る夜
再会
Artist伊藤無垢Date2024/09
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