何がストレスなのか、わからないまま。
気づくと私は、甘いものを口に入れていました。
チョコ、クッキー、シュークリーム。
私は、リラックスがしたいのです。
甘いものの、ちょっとした安らぎを求めて、つい食べ過ぎてしまう。
でも――食べても、ぜんぜん楽にならない。
これは、なにかおかしいぞ。
私の心からのサインかもしれない。
「私、何がそんなに苦しいの?」
心に聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
——私は、絵を止めている。
——止めているのに、止めていないふりをしている。
私は、はっとしました。
仕事の絵を描いたから、今日は終わり。
一枚ずつ描かなきゃいけない。
大きい絵は、公募展のときだけ。
たくさん描くと、なんだか気が引ける。
そんな見えないルールを、
自分で自分の首に、そっと掛けていたのです。
さらに、こんなことにも気づきました。
——休んでいるように見えても、
——絵を止めることは、私にとって“窒息”なんだ。
思わず、笑ってしまいました。
ストレスの正体が、そんなところにあるなんて。
だって私は、
いつも絵の中で生きていたい人間なのです。
だから甘いものは、ただの誘惑じゃなくて、
「描いて。描いて。描いて。」という合図だったのかもしれない。
私はその場で、心の中の小さな鍵を外しました。
もう、制約で自分を縛らない。
「描いていい」と許可を出すというより、
描くことが、私の呼吸なんだ。
これからは、もう少しだけ、描く時間を増やしてみる。
生活のすき間や心の余白に、
絵の光をそっと足していきたい。
——というわけで、今日から少しだけ解禁します。
生活のすき間に、絵を増やすこと。
(甘いものの代わりに、まず一筆。……たぶんそれが一番効く。)
そして最後に、ひとつだけ。
この気づきには――どこかで天使が、小さくうなずいた気配もしました。
今日の甘さは、私を責めるためじゃなくて、呼吸へ戻すための合図だった。
この気づきを抱えたまま、今日アップした作品「七色の守り」を載せます。
呼吸みたいに描いた七つの光が、どこかであなたの輪郭もそっと守れますように。
関連作品:『七色の守り』