-
金曜日のノート瞑想と、天使からのメッセージ
瞑想が苦手です。
心の中の天使とつながるには、静かに座って瞑想をしたほうがいいのだろうな、と頭では思うのですが、どうしてもそわそわしてしまって、長い時間じっとしていられません。私にとっていちばん自然な「瞑想」は、むしろ喫茶店でコーヒーを飲みながら、手帳をひらいている時間かもしれません。
一人で席に座り、コーヒーの湯気を眺めながら、ふっと思いついたことを書きつけたり、前に書いた言葉を読み返したりする。その時間が、私にはいちばん落ち着く「祈り」のような時間です。ときどき、まったく覚えのない言葉が手帳に書いてあって、驚くことがあります。
しかも、その言葉が、あとから誰かに言われた言葉と、奇跡のようにぴったり同じだったりするのです。
「あなたには才能がある」──姉の言葉とノートの言葉
以前、私は「自分は何も持っていない」とひどく落ち込んで、姉に電話をかけたことがありました。
そのとき姉は、ほとんど本能的な愛情で、こう言ってくれました。「あなたには才能があるじゃない。誰も持っていないような才能があるのよ」
その言葉が、心の深いところまでまっすぐに届きました。
あのときのひと言は、今でも私の心を支え続けてくれています。先日、いつものように手帳を開いたとき、ふと目に飛び込んできた言葉があります。
「あなたには才能がある。これは偶然ではない」
そう書いてあって、本当に驚きました。
自分で書いたはずなのに、まったく記憶がないのです。
そんなふうに自分を肯定することなど、普段の私はほとんどありません。姉がかけてくれた言葉と、ノートの言葉がシンクロしているのを見て、「そこまで思わなければいけないくらいの愛情が、自分に注がれているんだ」と感じました。天使なのか、目に見えない誰かなのか、わからないけれど、同じメッセージを、何度も何度も届けてくれているような気がしました。
「自分なんてダメだ」といつも思ってしまい、絵も描けなくなりそうになる私にとって、そんな言葉は宝石のようです。
たとえ真実かどうか自信が持てなくても、もうどうでもいいのです。
ノートに書く瞑想は、天使とつながる時間
「あなたには才能がある」という言葉は、実は、このブログを読んでくださっている皆様にも向けた言葉でもあります。
今、この文章に目をとめてくださったあなたにも、きっと誰にもまねのできない、静かな才能があるのだと思います。ノートに言葉を書いていくと、ときどき「自分ではない誰か」が書いているように感じることがあります。
書きながら、「こんなふうに考えたことはなかったのに」と自分で驚くのです。もしかすると、それは心の中の天使が、そっとペンを動かしてくれているのかもしれません。
ノートに向かう時間は、座って目を閉じる瞑想とは別のかたちの、**「書く瞑想」**なのだと思います。
「ブログは金曜日に書いたほうがいい」──ふしぎなひと言
今日はめずらしく早く目が覚めました。
「ちょっと苦手な瞑想でもしてみようか」と思い、数分だけ目をつむって静かに座ってみました。すると、ふと心の中で、誰かがささやいたような気がしたのです。
「ブログは金曜日に書いたほうがいい」
その言葉を聞いた瞬間、はっとしてカレンダーを見てみると、今日は本当に金曜日でした。
それで、こうしてブログを書いています。たいしたことのない出来事かもしれません。
けれど私には、小さな合図のように感じられました。「ちゃんと見ているよ」「ここにいるよ」
そう言ってくれている、目には見えない存在からのメッセージのような気がしたのです。
一週間、お疲れさまでした
瞑想が得意でなくても、喫茶店でノートを開く時間や、家で静かに手帳をひらくひとときは、十分にスピリチュアルな時間なのだと思います。
そこには、目には見えない天使と、自分の心がそっと向き合う、やわらかな静けさがあります。こんなブログを最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
一週間、お疲れさまでした。どうぞ、今夜はご自分の心にも、「よくがんばったね」とやさしい言葉をかけてあげてください。あなたには才能があります。
それは、ノートの中でも、誰かの言葉の中でも、必ずどこかで、そっとあなたに向かって語りかけているはずです。
このWebサイトでは、最適なサービスを提供できるようにCookieを使用しています。Cookie情報はブラウザーに保存され、ユーザーがWebサイトに戻ったときにユーザーを認識したり、Webサイトのどのセクションが最も興味深く有用であるかを把握できるようにするなどの機能を実行します。