障害者アート協会という団体の主催する、アートの輪というサイトに登録しておいた絵が、ヤマデンの2025年カレンダー12月分に採用され、サンプルが送られてきました。とてもうれしく、何度も見返してしまいました。
私は統合失調症ですが、障害者になってから、アールブリュットという絵の分野があることを知りました。生の芸術ともいわれ、美術教育などを受けていない人が、なんの潮流の影響も受けずに作る、魂の絵画だということです。生きるために描くという心の叫びを生身でぶつけたような作品が多く、障害者の方々の作品などに顕著に表れています。私も障害者なのでアールブリュットと呼んでもらえるかな、どうかな、とワクワクしてしまいます。
アールブリュットの作品を見ていると、子供が描いた素晴らしい作品や、たくさんの絵を描いた老画家が、なんにもとらわれずに描いた作品のように、なかなかたどり着けない境地にある、魂そのままの芸術性を感じます。魂からの絵を描くということが私の生涯の夢です。いつか、すばらしいアールブリュットといわれるように絵を描きたいです。