がっかりしたり、もうだめだと思っているときに、ふいに心に小さな明かりがともる瞬間があります。姿かたちは天使そのものでなくても、諦めかけていたところにそっと差し出される「まだ大丈夫だよ」という気配。それが私にとっての希望です。
真っ暗だと思っていた場所のすぐ隣で、希望が静かに輝いていることもあって、本当に人生は不思議だなと感じます。この絵では、燃えるような羽根を持つ天使が、心の暗闇の中へまっすぐ降りてくる姿を、クレヨンで描きました。
ざらりとした質感や、強い色同士のぶつかり合いの中から、かすかな光が浮かび上がってくるように表現しています。絵の中の炎のような羽根が、見てくださる方の中の小さな希望と重なればうれしいです。
F4 クレヨン画