2026-03-27 | IN 作品制作

U-35(ターナー社)

3月30日から始まる春季展に向けて、いまも作品を描き続けています。

はじめは油絵で描き進めていたのですが、乾く時間を考えると、どうしても間に合いそうにありません。そこで思いきって、アクリル絵の具へと切り替え、ぎりぎりまで描こうと決めました。

そのとき手に取ったのが、U-35というアクリル絵の具です。

これまではアムステルダムの絵の具を使っていましたが、オンラインで受講しているアクリル講座で、先生がこのU-35を使っていらっしゃるのを見て、心がふっと動きました。紹介されていたリターダーというメディウムも気になっていて、使ってみたいという気持ちが、静かに高まっていきました。

実際に使ってみると、発色はとても美しく、混色しても濁らず、澄んだ色のまま広がっていきます。
これまで苦手に感じていた、乾くと色が少し沈んでしまう感覚も、この絵の具ではあまり気になりませんでした。

描いているうちに、心がすっと持ち上がるような感覚があり、これからの制作にも寄り添ってくれそうだと感じています。

U-35を教えてくださった、現代童画会の鳥飼規世先生に、心から感謝しています。

これから、この絵の具とともに、どんな表現が生まれていくのか。
その時間を、静かに楽しみにしています。