ナイーブアートって、やっぱり素敵です。
何ものにも縛られず、自由に、心のままに表現していい――
そんなナイーブアートに、いつも背中を押されています。
自分がナイーブアートを描いているのだと思うと、
胸の奥に、ぽっとあたたかい火が灯ります。
「上手く描こうとしすぎなくていいんだよ。
あなたの心そのものが大事なんだよ。」
ナイーブアートからは、そんなふうに語りかけられているようで、ほっとします。
でもそれは、「下手でいい」という意味ではなく、
上手い・下手だけでは測れない、大切な何かが絵の中にあるということだと思っています。
「ナイーブ」という言葉には、
「素朴な」「うぶな」「飾り気のない」といった意味があります。
ナイーブアートは、美術の学校でしっかりと技術を学んだ人の絵、というよりも、
心のおもむくままに描かれた、どこか子どものようにまっすぐな絵を指すことが多いです。
けれど、それは決して「稚拙な絵」という意味ではありません。
評論家の中には、
ナイーブアートは高度な技術や独自の構成力を持ちながらも、
素朴さや純粋さを失わない表現だ
と語る方もいます。
うまい・へた、という物差しだけでは測れない世界。
遠近法が少しくらいおかしくても、影の付き方が独特でも、
そこにその人だけの「ほんとうの気持ち」がにじんでいれば、
それはナイーブアートになっていきます。
むしろ、技術を「見せつける」ことよりも、
心の声を「そのまま受けとってもらう」ことを大切にしている絵――
それが、わたしの思うナイーブアートです。
わたしは、ナイーブアートや童画的な表現を大切にした公募展である
「現代童画展」(現代童画会主催)に出品しています。
現代童画展は、ナイーブアートを中心とした全国公募展で、
毎年一回、東京都美術館(東京・上野)を会場に開催されています。gendoh.jp+1
「枠にとらわれない、自由で純粋な心の絵画」を大切にしている公募展で、
新しいナイーブアートの表現を目指す作家たちが集う場でもあります。gendoh.jp
全国から、個性ゆたかな作品が集まりますので、
観るだけでも、とても楽しく、心がゆさぶられる時間になると思います。gendoh.jp+1
会場には、驚くほど上手で完成度の高い作品が、たくさん並びます。
その中に自分の絵を並べると、
「本当にこのままの自分でいいのだろうか」と
不安になることも、正直あります。
けれど同時に、
ナイーブアートの持つ奥深さ――
技術だけでは語りつくせない心の世界
について、あらためて感じ入る時間でもあります。
正直に、今のわたしの心をそのまま描くこと。
それが、わたしのナイーブアートであり、
わたしの絵の原点なのだと思っています。
これからも、霊性とつながるスピリチュアルアートとともに、
心の表現としてのナイーブアートを大切にしながら、
作品を描き続けていきたいと思っています。
わたしがナイーブアートに出会えたのは、
きっとサンタさんからのプレゼントなんだろうな――。
今日、かわしま文具のショーウィンドウを見つめながら、
そんなことをふと、思いました。
(写真は少し前のものです。すみません。)
追記
出品してみたい方へ
現代童画展は、現代童画会が主催し、毎年・東京都美術館(東京・上野)で開催される全国公募展です。現代童画会 – 私達は現代童画を「純粋な心の表現」と考えます+1
応募資格は16歳以上。学歴や実績に関係なく、心のこもった作品であれば、どなたでも応募できます。
油絵、日本画、水彩、アクリル、版画、貼り絵、切り絵、染色画、CGなど、平面作品であれば表現や画材も自由です。未発表作品で、サイズはおおよそS100号までが目安です。
「美大を出ていないから…」「独学で描いているから…」という方こそ、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
“描きたい世界を、描きたいように自由に表現しているか” を大切にしている公募展です。ART公募
※詳しい募集要項や締め切り、出品料などは、毎年変わります。最新の「現代童画展 開催概要」や応募規定を、公式サイトでご確認ください。現代童画会 – 私達は現代童画を「純粋な心の表現」と考えます+1
観に来てみたい方へ
現代童画展の会場には、全国から集まったナイーブアートや童画的な表現の作品が、ずらりと並びます。
純粋で自由な心の絵画、大作から小品まで、本当にさまざまな世界に出会える展覧会です。現代童画会 – 私達は現代童画を「純粋な心の表現」と考えます+1
会期は毎年**11月ごろ、東京都美術館(上野公園内)**で開催されるのが定例となっています(会期・時間は年によって異なります)。
「ナイーブアートってどんな絵だろう?」
「心のままに描いた絵を、一度じっくり見てみたい」
そんな方には、とてもおすすめの展覧会です。
最新の会期・開館時間・入場方法などは、その年の「現代童画展 開催概要」を、公式サイトでご確認ください。